夕陽ヶ丘みかん園で実施している、病害虫予防の一覧です。
多雨条件に多発する、糸状菌による白っぽいかさぶたのような病痕が残ります。温州みかんによく見られます。
多雨条件に多発する、ハナムグリ・ヒメヒラタケシキスイなど、花の蜜を求めて飛来する昆虫で、蜜を吸う時に頭部や足で将来果実となる子房部に傷をつけたりする昆虫を総称して訪花害虫と呼んでいます。八朔や甘夏、伊予柑は被害が多発し、温州みかんは被害が少数です。
新芽や葉裏などに寄生して汁液を吸うなど、群棲して加害するため、生育が著しく悪くなったりします。またウイルスを媒介したり、排泄物の上にすす病が繁殖したりと、間接被害も少なくありません。ワタアブラムシやミカンクロアブラムシなどがいます。
葉や果実などに寄生し汁液を吸収する害虫で、吸われた部分の葉緑素が抜けて、針先でつついたような白い小斑点を生じます。被害が進行すると、葉や果実が白っぽくなります。
糸状菌の花弁についた病原菌が、落花期に幼果に付着することによって発生し、かさぶたのような病痕が果実に残ります。温州みかんなどによく見られます。
花や葉、果実を加害する害虫で、花が正常に咲かず結実に結びつかなくなったりします。傷をつけるようにして加害するため、果実には灰色〜灰褐色のかさぶた状の傷跡が残ります。
枯れ枝や枯れ葉から感染し、粉末状の黒点が表皮にあらわれます。柑橘類全てに発病する柑橘病害の中でも最も被害の多い病気です。
高温乾燥の条件下で発生するダニで、皮上部にに潜り込んで果皮はサビ色のような茶褐色の汚れが生じ、ひどい症状では灰褐色または茶褐色のサメハダ状になります。
ヒヤケ病、さび果ともいいます。枯枝から感染する病気で、日焼けによる炭そ病は早生温州など表皮の薄い果実に発生しやすく、長雨のあと無風で日差しの強い8月から9月に多発します。さび果は9月頃、果実の老化などにより甘夏や八朔に多く発生します。
すす病の病巣となる排泄物を輩出します。また寄生数が多いと新芽の育成が妨げられ、枝枯れをおこしたり、寄生場所にこうやく病を誘発することもあります。